白髪染めでかぶれた! 原因は何?

白髪染め かぶれ 肌荒れ 原因 0

 30代から増加し、50歳を過ぎる頃には100%芽吹くキラキラ白髪。定例の白髪染めをしたところ、突然頭皮や顔まわりがヒリヒリとかぶれる方がいらっしゃいます。今まで普通にできていた白髪染め、どうして突然こんな事態が起こったの?私の何がイケないの?と、戸惑ってしまいますよね。

決してあなたの責任ではないことを、まずお伝えしなければいけません。

嵐のように出現して私たちを荒らす、白髪染めによるかぶれ・肌荒れの原因について、探ってみましょう。

かぶれる仕組み

白髪染め かぶれ 肌荒れ 原因 1

まず、健康的な肌がかぶれる仕組みについて考えてみましょう。肌に何らかの物質が触れて起こるかぶれのことを、医学的用語では接触性皮膚炎と表します。接触性皮膚炎は、一次刺激性とアレルギー性の2種類に分類されます。

一次刺激性接触皮膚炎

刺激のある化学物質が触れて肌の表面が傷つけられると、私たちが生まれ持った「守ろう!防衛しよう!」という力が働いて炎症が起きます。洗浄力の強いせっけんや、スッキリ爽快なメントール入り化粧水で、肌荒れが起きる方もいらっしゃるのではないでしょうか。それこそ、一時刺激性の皮膚炎なんです。

化学物資による皮膚炎は、ある濃度以上でほとんどの方に炎症が生じますが、反応の濃度は人それぞれなんです。だから化粧品や洗剤の相性も人それぞれなんですね。

アレルギー性接触皮膚炎

一次刺激性接触皮膚炎とはうってかわり、アレルギー性接触皮膚炎は時間をかけて私たちをむしばんできます。

化学物質が何度か肌に触れると、皮膚の中で抗体という、その物質専門の攻撃細胞が作られます。長い時間をかけて体内に生じることも多く、遅延型皮膚反応とも言います。人体に無害でも抗体は作られてしまいますし、抗体が作られるかどうかはその人と物質の相性によるんです。

白髪染めの【かぶれ】どっちの反応?

今まで使用していた白髪染めでかぶれてしまったのは、一次とアレルギー性、どちらに分類されるのでしょうか?

いつもの白髪染めならアレルギー性

何度も使っていたのに大爆発、と言うのであれば、恐らくアレルギー性だと考えられます。じっくりと作られた攻撃細胞が、暴れ出してしまったようです。悲しいことに、一度作られた攻撃細胞がなくなることはありません。かぶれ肌荒れを避けるには、その物質と距離を置き、絶交するのがマストです。

アレルギー性のかぶれに関しては以下の記事にも詳しく掲載しています。白髪染めをしたいのに毎回肌がピリピリしてしまう…そんな方は是非ご覧になってみてください。

おニューの白髪染めなら一次刺激性

初めましての白髪染めで、かぶれ発生!という場合は、一次刺激性です。その場合も、濃度が自分には合わなかったということなので、新たな白髪染め探しの度に出かけるほかありません。天然素材のヘナでも起こることがありますので、天然イコール安全というわけではないようです。

一次刺激性のかぶれに関しては以下の記事にも詳しく掲載しています。はじめての白髪染めでかぶれてしまった方は要チェックですよ!

原因物質を知って新しい白髪染めと出会おう

おしゃれしたい。華やかでいたい。

そんな気持ちで頑張っているのに、身体がついてこないのは何とも切ないですよね。ただ、原因となる化学物質を排除したり、濃度を低くしたりすれば、まだまだ白髪染めで人生を謳歌できます!主な原因物質、2つをご用意しました。

かぶれの原因一等賞 パラフェニレンジアミン

白髪染め かぶれ 肌荒れ 原因 2

まずは、一番かぶれの原因となっている【パラフェニレンジアミン】という成分。一般のカラーリングや白髪染めには欠かせない成分です。

優秀!パラフェニレンジアミン

日本人は、黒や茶色などの、暗めの髪色がほとんどですよね。この色は、髪の中にあるメラニンという色素によるものです。

髪を染めている時に起きていること

髪を染めるには、メラニンを酸化させて脱色。脱色させた髪の毛の中に染料を染み込ませて化学反応を起こし、発色させます。白髪染めは、より白髪が染まるように色素を調整していますが、基本的な染まるメカニズムは同じです。

おしゃれの味方

その酸化染毛料で、もっとも優秀で代表的な染料が【パラフェニレンジアミン】なんです。日本人の暗い髪の毛を、より明るい色調に、自然な感じで染め上げることができる、優秀な染料です。

アレルギー反応に注意

優秀ながらも【パラフェニレンジアミン】はアレルギー反応を起こすことが多いのが玉にきず。これさえなければ完璧のように思えますよね。アレルギー性接触皮膚炎でお話した通り、一度かぶれが出てしまった肌に近づけてはいけません。どこまでも避けてください。

パラフェニレンジアミンの見分け方

白髪染めの成分表示を見れば、全ての成分を知ることができます。そのまま「パラフェニレンジアミン」と記載されていることもありますが、この文字列がなかったからと安心はできません。

ジアミン系は語尾に【ジアミン】

語尾に“~ジアミン”と記載されている成分も、パラフェニレンジアミンの一種です。【ジアミン系】と呼ばれていて、かぶれ経験者からジアミン系への恨みつらみが聞こえてきます・・・。今一度、かぶれの原因となった白髪染めの成分表を見返してみてください。ジアミン、ありました?その白髪染め、捨てるか人に譲るかの一択です!

かぶれの原因予備軍 タール色素

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さっきまで白かった髪が、色づくんですもんね。白髪染めには、いろいろ含まれていて当然でありますが、特に一次刺激で荒れてしまう可能性のある物質が【タール色素】です。

タール色素とは

タール色素は、染料・着色料の一種です。私たちは食べ物やコスメを選ぶとき、無意識にも色でチョイスする機会が多いのではないでしょうか。「赤い色が入ったかまぼこの方が、おめでたいし美味しそう」だとか「シャンプーのポンプから黄金の液が出てきたら気持ちがリッチになる」だとか。

色で受ける印象も変わり、購入の決め手になることでしょう。そんな色に支配された私たちですが、支配の陰にはタール色素がいます。使い勝手のよい合成着色料なので、食品から化粧品まで、多く用いられているんです。

ヘアマニキュアにタール色素が含まれている

そして、タール色素は白髪染め界でも活躍中。主に、髪の毛一本一本をコーティングする「ヘアマニキュア」に含まてています。メラニンを化学変化させない白髪対策なので、かぶれ肌荒れ、髪のキューティクルの欠損は起こりにくいという長所があります。しかし、コーティング剤に含まれるタール色素が問題児なんです。

タール色素の問題点と見分け方

△色□号

色の名前

黒・紫・赤・橙 など

数字

220・405・205 など

タール色素は刺激が強く、肌の弱さに自信がない方は絶対に避けたい成分です。見分け方ですが、ヘアマニキュアの成分表の端っこにこのような表示があれば、タール色素です。ただ、確認しなくてもヘアマニキュアにはほとんどタール色素が入っています。

まとめ

白髪染め かぶれ 肌荒れ 原因 4

白髪染めによる、かぶれ肌荒れの原因とされる、ジアミン系染料とタール色素についてお伝えしてきました。一つだけ、お願いがあります。

一度赤く腫れたりかぶれたりしても、1か月に1回の我慢!と思って同じ白髪染めを使用すると、ますます症状は悪化します。消費者庁からも「最初は痒いだけ。徐々に皮膚が剥がれ落ち、最後は髪が抜け落ちた」という、ショッキングな発表もありました。

買いだめしていた白髪染めがもったいない。まだ自分の頭皮は耐えられる。そう思って使い続けることだけはしないでくださいね。その白髪染めを手放したとしても、他にも白髪対策はあります。

もうかぶれたくない!

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