白髪染めに含まれるアレルギー成分!知らずに使っていると危険かも

今まで何ともなかったのに、ある日突然起こってしまうアレルギー。

食べ物や花粉であれば、アレルギー原因は大体特定できますよね。

しかし、もし白髪染めでアレルギーが起こってしまったら・・・?

普段気にしたことがない白髪染めの成分ですが、実は恐ろしくて危険な化学薬品がたっぷり!

今回は、白髪染めに隠された恐ろしい成分と、どんな白髪染めが安全なのかをお伝えしていきます!

白髪染めってどんな種類があるの?

“白髪染め”とひとくくりに言っても、ヘアカラーやヘアマニキュア、植物染料など染める染料は様々です。では、白髪を染めるカラー剤にはどんなものがあるのでしょうか。

出典:http://www.jhcia.org/product/

白髪を染めるカラー剤は、大まかに分けると【染毛剤】と【染毛料】の2種類。

それからさらにカテゴリー分けすると、以下の4種類になります。

  • 永久染毛剤
  • 脱色剤・脱染剤
  • 半永久染毛料
  • 一時染毛料

特に私たちが髪を染めるときに使うことが多いのが【永久染毛剤】と【半永久染毛料】です。

どんな違いがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

染毛力・ダメージ力ともにNo.1!永久染毛剤

現在、世界中で最も使われているもので、いったん染めると2~3カ月は色持ちするのが特徴です。主にヘアカラーや白髪染めなどが該当します。

染める力は優秀ですが、その分だけかぶれを起こしやすい成分がたくさん入っているのがこの染料の悪いところ。

染毛剤の中でも一番ソフトなオハグロ式

染毛剤のほとんどは、髪を酸化させて染める酸化染毛剤と呼ばれるもの。

しかし唯一、髪を酸化させない染毛剤がオハグロ式白髪染めなんです。

ヘアカラーや白髪染めと比べると色持ちはやや劣りますが、染毛剤の中では一番髪に負担が少ないと言えるでしょう。

持続力がない分はやさしさでカバー 半永久染毛料

一方で、かぶれが起きにくいのが半永久染毛料。頭皮と髪にはやさしいのですが、色持ちは2~4週間と染毛剤と比べて短めです。

ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントなどが該当します。

知っておこう!白髪染めに含まれる成分

白髪染めの大まかな種類を理解していただけたので、ここからが本番。どんな成分が含まれているのかを勉強していきましょう。

白髪染めの成分表には、見たこともないカタカナの文字がビッシリ!なるべく簡単かつ簡潔にご紹介していきますよ。

仕事はできるが厄介者 パラフェニレンジアミン

ヘアカラーや白髪染めなどの染毛剤に含まれている成分の中で、特に気をつけたい成分がパラフェニレンジアミン。

白髪染めによるアレルギーの原因の代表格です。

染毛力がとっても優れているため、市販品の白髪染めだけではなく、美容院のカラー剤にも含まれています。

引用:独立行政法人労働者健康福祉機構

語尾に“ジアミン”がつく仲間たちにも要注意!

パラフェニレンジアミンに続いて、染料に入っている成分の中でアレルギーを起こしやすいのが、パラトルエンジアミンや、オルトフェニレンジアミンなどです。

これらに共通するのは、語尾に“ジアミン”というキーワードがつくこと。このジアミン系の薬剤はアレルギー症状が出やす胃という事に注意しなければいけません。

ジアミンの良きパートナー 過酸化水素水

髪を染めるジアミン系薬品のサポート役を担っているのが過酸化水素水。

この成分は漂白剤や洗剤など、私たちの身近なところにも含まれているんですよ。

アレルギーは起こしませんが、かぶれの症状を引き起こす場合があります。

未だに代役が少ない レゾルシン

染毛剤の防腐目的として使われているレゾルシンも、アレルギーを引き起こす危険性があります。

危険なのに多くの染毛剤で使われている理由としては、代わりになる薬剤があまりないから。画期的な成分が開発されない限りはこの先しばらく使い続けられる成分でしょう。

化粧品にも含まれている人気者 タール色素

ヘアマニキュアに含まれているタール色素は、口紅やアイシャドウにも含まれている身近なアレルギー物質。

タール色素によってかぶれることはほとんどありませんが、発がん性など他の視点からの危険度が高いため、海外では使用を禁じている国もあるほど。

『赤色2号』や『青色1号』というように、色と数字が表示されているものがタール色素を使っている染料です。

ジアミンのそっくりさん 4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール

何とも長くて覚えづらい、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール。これは分子の構造がジアミン系薬剤と似ている成分で、ヘアカラートリートメントなどに多く含まれています。

しかし、ジアミン系薬剤よりはアレルギーも起きにくく、毒性も少ないため「できることなら使わない方がいい」成分といったところでしょうか。

白髪染めアレルギーの被害者にならないためにも

染料に含まれる化学成分は、必ずしもアレルギーを引き起こすものではありません。

みんな個人差があり、アレルギーになる人、一時的にかぶれを起こす人、全く何ともない人・・・と様々。

自分がどんな体質であるか理解するためにも【パッチテスト】が必要です。

パッチテストって?

パッチテストとは、アレルギーやかぶれを起こしやすい物質を、実際に自分の皮膚に塗って、反応を調べるテストです。

パッチテストに必要なものはたった2つ、小さいお皿と綿棒のみです。

お皿がなければ新聞紙やチラシなどを重ねて、床や周りに汚れがつかないようにしましょう。

次に、1剤・2剤と薬剤が分けられている、染毛剤のパッチテストを例にあげて紹介します。

パッチテストのやり方

  1. 2つの薬剤(1剤・2剤と呼ばれるもの)を説明書に従って、小皿の上で混ぜ合わせる
  2. 混ぜ合わせた液を、綿棒を使い、腕の内側に塗る(10円玉ぐらいの大きさ)
  3. その後、24時間放置して経過を待つ
  4. 24時間経過して問題が無いならもう24時間様子を見る
  5. 計48時間後までにかぶれが起きなければ、そのまま染毛剤を使うことが可能

少し長い道のりですが、安全に染毛剤を使っていきたいのであれば必ず行っていきましょう。

ちなみに、ヘアマニキュアやヘアカラートリートメントも、パッチテストは忘れずに行って下さいね。混ぜ合わせる必要がないので、そのまま腕に塗ってしまってOK。あとは染毛剤同様、48時間経過を見ましょう。

アレルギーテスト済みはアレルギーにならない?

市販品の白髪染めの中には、【アレルギーテスト済み】と表示されているものがたまーにあるのですが、みなさんは見たことありますか?

一見、「パッチテストなんかしなくても、アレルギーは起きないので安心して下さい」と言われているような気持ちになりますが、これは大きな間違い。

アレルギーテスト済みとは、各メーカーや販売会社が、それぞれの判定基準で問題がなかった場合に記載されるものなんです。従って、この表示はあくまで商品を買うときの目安にしかすぎません。

万が一のことも考えて、パッチテストは怠らないようにしましょう。

ちなみに、体調が悪い時にパッチテストをするとアレルギー反応が出やすいです。また生理中もパッチテストで悪影響が出ることもあるので、体調が良い状態でパッチテストをするようにしてくださいね。

万が一アレルギー症状でかぶれてしまったら…

可能性はかなり低いですが、パッチテストを行っても、稀に急なアレルギーを引き起こるケースがあります。

白髪染めの最中、終了後にもし異変を感じたら症状がひどくなる前にすぐ病院へ行ってください。

脅しではありませんが、そのまま放ったらかしにしておくと、顔全体が腫れたり赤くただれたりする可能性も出てきます。

早急に対応すれば、そんな最悪の状況も避けられますから、必ず面倒くさがらずにキチンと病院で受診しましょう。

病院での治療概要に関しては、以下の記事をご覧ください。

まとめ

白髪染めなどのカラー剤は、私たちを美しく飾り立ててくれるアイテムのひとつ。しかし、その中に含まれる成分たちの中には、時としてアレルギーの原因となり、私たちを苦しめる裏切り者もいます。

みなさんは常にアレルギー予備軍。安全な美しさを手に入れたいのであれば、白髪染めの成文を正しく理解し、使用前は必ずパッチテストを行っていくことが必要ですね。


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