えっ、本当?若白髪が生える場所の違いで病気が分かる!?

最近は若白髪になる方が多くなっていますね。でも、その白髪が生える場所によっては、病気がわかることも・・・。

若白髪の原因を確認しながら、白髪の生える場所と病気の関係の真相にってみたいと思います。また、若白髪改善のきっかけづくりとなるヒントも載せていますので、ぜひ活用してください。

若白髪の原因とは?

若白髪の原因と言われるものに、遺伝、食生活の乱れ、睡眠不足、ストレスなどがあります。

遺伝は本当なのか・・・。それ以外の原因はいったいどのようなことが黒髪を白髪に変えてしまうのか、ひとつひとつ見ていきましょう。

遺伝

若白髪の原因で一番に挙げられるのは遺伝ですね。祖父母や両親が早くに白髪が出始めた場合、その子供も若白髪になる確率が高いと言われています。

ですが、これは統計上の結果で、科学的な解明はまだ・・・ ところが、2016年3月に英国ロンドン大学(UCL)の遺伝学研究所のアンドレ・ルイス・リナレス教授は白髪化を促す遺伝子特定の研究発表を出しています。

研究発表は、遺伝子IRF4が白髪への変化の働き、つまり色素を作り出す細胞の生存と維持に関与していることを突き止めたという内容です。

参照:Nature Communications 7, Article number: 10815 (2016)2016年3月1日発表、同大学ニュース頁に同日掲載https://www.ucl.ac.uk/news/news-articles/0316/010316-first-grey-hair-gene-discovered

これで、「若白髪は遺伝する」が科学的に裏付けされる日も近いかもしれません。

もう一つ、遺伝とは言えませんが、家族は同じ食事や同じような生活リズムで暮らしています。

つまり、白髪になりやすい生活習慣を家族全員が送っている、同じような体質を作り上げていることも考えられます。

食生活の乱れ

髪の毛生成には動物・植物両方のたんぱく質、そしてミネラル類も必要です。

例えば、メラニン色素を作るには銅、たんぱく質を髪の毛に代える役割の亜鉛など。髪の毛の新陳代謝にはビタミンB群が欠かせません。

そこで、お菓子類、インスタント食品、レトルト食品、出来合いのお惣菜を好みだけで食べていると、栄養が十分でないか栄養が偏ってしまい、上記のような髪の生成と発育に必要な栄養分を摂ることができません。

また、こういった食品には添加物も多く含まれるので、内臓を疲れさせる原因になります。

食べ過ぎも原因になる胃腸の機能低下は、食物の消化吸収を悪くし、消化不良・下痢・便秘を引き起こすので、質の良い血液は作れません。

栄養のバランスはとれていても、ダイエットなどで十分な量が体に補給されないと、髪の毛は生命維持に関わる組織や臓器ではないので、栄養は行き渡らなくなります。

結果として、髪の毛を作る毛母細胞や色素細胞は、栄養を血液から十分に受け取れないために働きが衰え、色素作りに欠かせないアミノ酸のチロシンなども不足して、髪に色を付けられなくなります。

睡眠不足

睡眠時間が足りない、または質の良い睡眠がとれないと、白髪を作り出すことになります。

それは、寝ている間に髪の毛が作られるメカニズムがあるからなんです。

毛根の底にある毛乳頭の周りに毛母細胞があり、毛乳頭から栄養を受け取り細胞分裂を繰り返して髪の毛の組織を作り出します。

このとき、 成長ホルモンが毛乳頭に毛母細胞の作業効率を上げるように指示を出します。この成長ホルモンが活発に働くのは私たちがゆっくりとくつろいで眠っている間です。

睡眠不足が白髪の原因になるもう一つの理由に、睡眠と身体の機能回復があります。

睡眠中に,新しい細胞が作られ、ダメージを受けた神経系の機能を回復させる体のメンテナンスが行われます。これも上記と同じ時間帯なんです。

身体の修復・回復ができなければ、毛母細胞、色素細胞も例外なく昨日を落とし、白髪になってしまうわけです。

夜更かしや徹夜はしない方がよいと言われる理由

ヒトは一般に6~8時間のまとまった睡眠をとることで、身体の機能回復ができます。そしてこのまとまったよい睡眠は、「よく眠った」というさわやかな目覚めが目安になります。

この「夜寝て朝起き太陽の光を浴びる」リズムが体内時計を正常に働かせ、身体に出たトラブルを解消してくれます。

ストレス

髪は色素細胞(メラノサイト)がメラニン色素を作り出して毛母細胞に渡すので色が付きます。白髪はこのメラニン色素が不足している状態です。

神経細胞の集まる脳に近いところで働く色素細胞は、神経細胞に似てデリケート、ストレスに弱い細胞です。

ストレスの多い生活をしていると、このメラノサイトも正常に働かなくなり色素を作り出せなくなっていきます。

また、ストレスが多いと、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが乱れ、精神面、睡眠、腸の動きが悪くなる(排便リズムが崩れる)など、体中に影響が及びます。

つまり、身体の血液の質や血流が悪くなり、頭皮を含め体中の細胞に酸素や栄養が十分に供給されなくなり、メラノサイトの機能も低下し続けて白髪が増えてしまうのです。

病気の可能性!?一ヵ所に集中する白髪

白髪がぽつぽつまばらに出るのではなく、まとまって出てくる場合は病気や体の不調の表れかもしれません。

白髪の生えている箇所・疑いのある病気や体に出る症状など

以下に白髪の出る場所と病気を関連付け、表にしてみました。

白髪の生えている箇所

関連器官

疑いのある病気や不調

頭頂部

胃、胃腸

胃潰瘍、十二指腸潰瘍など

胃もたれ、消化不良

頭頂部 右

腎臓

腎機能低下、腎疾患など

むくみ、排尿回数減

頭頂部 左

肝臓

イライラ、うつ

つむじ

心臓、肺

心臓、肺の病気や不調

後頭部(~側頭部)

生殖器

生理トラブル、更年期、精力減退、貧血、不妊、

前頭部

腸、肛門

便秘、下痢、痔、胃もたれ、吹き出物

おでこ  こめかみ

眼精疲労、偏頭痛など

耳の後ろ

聴覚の異常、耳鳴りなど

耳の周り

虫歯、歯槽膿漏

上記の例とはまた別に、白髪に加えてほかのいろいろな症状が出る場合は別の病気も考えられます。

白髪+胃腸の調子が思わしくない、貧血症状がひどい……悪性貧血

束状で出る白髪+体のどこか一部の皮膚の色が薄くなった……尋常性白斑

急に物が見えにくくなる、難聴、そして白髪・脱毛……フォークト・小柳・原田病

寒がり、発汗低下、首の腫れ、声の違和感、全身倦怠感、白髪……甲状腺機能低下

先程の表を見ると、頭のそれぞれの部位と各臓器は関連していますね。

実際目を酷使した後、こめかみが凝っていると感じる方は多いでしょう。このように関連している箇所に白髪が集中して出る場合は、体からの不調を知らせるサインといえますね。

また、白髪に加えて別の症状も自覚できるときは病気の可能性も高いので、一度受診してみましょう。

生活習慣の乱れで生える若白髪と何が違うの?

遺伝・食生活の乱れ・睡眠不足・ストレスといった生活習慣の乱れで出る若白髪は、これらが原因で、髪の毛を作る毛母細胞や色を付ける色素細胞の機能が低下し、色のない髪の毛が生えてきます。

逆に言えば、生活習慣を改善すれば各細胞の機能を向上させることは可能です。

若白髪改善の3ステップ

生活習慣の乱れを改善しようと「頑張るぞ!」と思ってみても、どう改善すればいいの?と行き詰ってしまいがち。

そこで新しい習慣を取り入れる際の糸口をご紹介します。

炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維≫のバランスに気を付ける。質の良い睡眠を心がけ、ストレスをためないようにする。これらの事は忘れずに!

ステップ1:自分の毎日をチェック

遺伝かどうかと、自炊をしている方のチェックポイントをまとめました。

遺伝かどうかのチェック

両親、祖父母は若白髪だったかどうか、また1週間の献立と、家族全員の食べ物の好み、生活習慣の傾向を調べましょう。

例:冷え性、好き嫌い、便秘体質かどうか、食事の時間、睡眠時間、スマホ/PC使用時間

家族と自分の類似点を確かめて、生活習慣の改善ポイントを絞りましょう。

自炊している方

項目例を挙げましたので、気づいた他のことも加えて1週間分書き出してみましょう。

例:起床〇時、朝食(何を食べたか)、昼食(持参か外食か、その内容)、おやつ等(内容)、夕食(自炊/外食/店屋物/出来合いの総菜)、お風呂/シャワー、就寝時刻、就寝前のPC・スマホ利用、睡眠時間

ステップ2:改善した方がよい点

上記の例に挙げている項目を利用して、改善した方がよいな、と思う項目を抜き出しましょう。

チェックする際は、血流を改善、栄養のバランス、暴飲暴食、お酒の量、たばこなどもしっかり見てくださいね。

ステップ3:デトックスで栄養吸収の良い身体作り

胃腸を修復しながら、便秘改善もし、吸収率の良い身体へ作り替え、質の良い血液を良い血流で体全体に巡らせるために、まずデトックスを行います。

ここでは、身体の毒素を排出し、免疫力アップや病気の快復にも効果的なハーバード大学式野菜スープをご紹介します。

冷凍も可能なのでたくさん作り、2週間くらいは一日3回食べて、その後は一日2回に減らしても大丈夫です。半年ほどは続けてみてくださいね。

材料と作り方

キャベツ・玉ねぎ・にんじん(皮付き)・カボチャ(皮付き)各100gずつ、水1000cc 

材料を一口大に切り、すべて鍋に入れ、20分ほど煮込めば出来上がり。

食前か食間に200㏄くらいずつ食べますが、基本的には味をつけません。

デトックスに行して、他の改善していきたい点を1週間にひとつずつ加えていきましょう。

まとめ

若白髪と、病気が原因で出る白髪とは根本的に異なります。ですが、生活習慣の乱れは体の不調も引き起こします。

若白髪が出た、これは自分の体調管理に注意してね、という身体からのサインですので、生活習慣の見直しをしてみましょう。

習慣を変えていくのは大変ですが、1週間ペースでトライしていくと半年後あたりに結果が出てくるはずですよ!

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