お子様の家庭訪問、突然のデート、急な外出・・・。白髪を今すぐにでも隠さなければいけない場面に遭遇したとき、あなたはどのような対処をしていますか?
1本2本の白髪であれば、ヘアアレンジで隠したり、根元を切ってごまかしたりできますが、問題なのがたくさん生えてしまっている白髪。
これにはもうお手上げ状態になってしまう方が多いのではないでしょうか。
そんなとき、みなさんを救ってくれるアイテムが“ヘアカラースプレー”です!今回はヘアカラースプレーの種類や使い方について詳しく迫っていきましょう。
目次
ヘアカラースプレーってなーに?

ヘアカラースプレーと聞くと、「どんなものか大体想像はつくけど、実際に使ったことがない・見たことが無い」という方が多いと思います。
では、まずヘアカラースプレーはどんなものなのか見ていきましょう。
1日限定の毛染めアイテム
ヘアカラースプレーとは名前の通り、髪に色をつけるスプレーです。
ただ、ヘアカラーやヘアマニキュアなどとは全く異なり、“髪の表面に色をのせるだけ”のカラー剤なので、シャンプーするとすぐに白髪が元通り。
ですから、1日だけ白髪を隠したい、その日だけいつもと違った髪色を楽しみたい、といった方におすすめです。
どんなタイプのヘアカラースプレーがあるの?
ヘアカラースプレーは細かく分けると以下の3タイプあります。
- おしゃれ染め用
- 黒髪用(ターンカラー)
- 白髪用
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
ど派手に変身 おしゃれ染め用ヘアカラースプレー
赤髪や緑髪、青髪など、一見ギョッとしてしまうような髪色を楽しむことができるのが、おしゃれ染め用のヘアカラースプレーです。
パーティーグッズとして百貨店などで販売されていますね。普段の生活ではできない髪色を楽しみたい方に人気です。
学生さんに大人気 黒髪用ヘアカラースプレー
学生時代、夏休みや冬休みのわずかな期間、ヘアカラーを楽しんでいた方もいたのではないでしょうか。しかし休み明け、少しやんちゃした学生さんたちを待ち構えているのは厳しい頭髪検査。
そんな緊急時に便利なのが黒髪用ヘアカラースプレー、元の髪色(ターンカラー)に近いナチュラルな黒髪に変身することができます。
今回一番のおすすめ 白髪用ヘアカラースプレー
冒頭でお話した緊急時の白髪対策には何といっても白髪用ヘアカラースプレーが良いでしょう。
黒髪用よりもさらにナチュラルな髪色に仕上がるため、自然と白髪を隠すことができますよ♪
緊急時でも落ち着いて使って!ヘアカラースプレーの正しい使い方

急いでいるからといって、何も考えずにヘアカラースプレーを使ってしまうのは危険です!
気がついたら色ムラだらけの頭、さらには服も部屋もカラー剤が飛び散って大惨事…なんてことに。
そうならないためにも、ヘアカラースプレーの正しい使い方を今のうちにマスターしておきましょう。
使用する際に必要なもの
ヘアカラースプレーを使用する前に最低限用意しておいた方がいいものは3つ。
- ラップ
- コーム
- 鏡
他にも手袋や敷物、ドライヤーなどがあれば便利ですが、上記の3点は必ず用意してくださいね。
使い方
では使い方を見ていきましょう。
- まずは襟元、耳など、スプレーがかかってしまいそうな部分にラップをかける
- スプレーの缶を上下に振り、白髪の気になる部分にかけていく
- コームで髪に色をなじませる
- 鏡で染め残しがないか確認する
以上です。とっても簡単じゃないですか?
ただし、染める場所には注意が必要です。
お風呂場の床や壁は洗って落とせますが、お部屋のカーテンやじゅうたんについてしまっては取り返しがつきません。
外で使う場合も、近くに人がいないか、風は強くないかなど、周囲の環境を一度確認してからにしましょう。
※ヘアカラースプレーを使うほど白髪の本数が多くない方は、染料が飛び散らないヘアマスカラも便利ですよ。ヘアマスカラに関しては以下の記事に掲載していますから、そちらも是非参考にどうぞ!
ああ悲惨…ヘアカラースプレーの被害者体験談

緊急時には便利なヘアカラースプレーですが、油断しているとさらに緊急な事態を引き起こしてしまうことも。
最後に、ヘアカラースプレーの被害に逢ってしまった方の経験談と、解決策をご紹介したいと思います。
雨が降って大惨事!色が落ちて白髪が丸見え~
「傘を持たずに出かけてしまった日に、ヘアカラースプレーを使っていたのですが、気が付くと服に色落ちしていました!友達に指摘されるまで気づきませんでしたが、本当に恥ずかしい思いをしました。」
確かに、ヘアカラースプレーって雨や汗に弱いんですよね。小雨程度なら問題ありませんが、雨がひどい日や汗をかきやすい夏場はなるべく使うのを避けた方が良いでしょう。
どうしても使わなければいけないときは、ヘアカラースプレーを使った後にハードスプレーをかけてみてはいかがでしょうか。ハードスプレーで髪がコーティングされ、何もしないよりは色落ちを防ぐことができますよ。
髪が固まってパリッパリの状態になってしまった!
「コームできちんととかしながらヘアカラースプレーを使っていましたが、髪を結ぼうとしたら髪の毛がパリパリに固まっていました。緊急時だったので何とか結びましたが、解くときも髪がカチコチになっていました。」
ヘアカラースプレーを使うと、どうしても髪の毛が少し固まってしまいます。ですから、あらかじめ髪をセットしてから使うようにしましょう。
また、髪がカチコチに固まってしまう人は、近距離でスプレーをかけているのかもしれません。
距離が近すぎると色ムラも起こりやすくなってしまいますので、ヘアカラースプレーを使う際は、近くても髪の毛から15cmは離すといいですよ。
気のせい?使った後にすごく頭皮が痒い気が
「ヘアカラースプレーを使った日に髪を洗っているのですが、使い続けているうちに何だか頭皮に痒みが。成分が合わなかったのか、今はもうヘアカラースプレーを使わないようにしています。」
内容成分も確かに大事ですが、前述の通り、ヘアカラースプレーはハードスプレーのように髪の毛を多少固めてしまうカラー剤。このときの髪は、ほこりなどの汚れがとても付着しやすい状態です。
そのため、いつも以上にしっかりと洗わなければ毛穴に汚れが詰まってしまい、痒みやフケの原因となってしまうのです。
毛穴汚れは白髪が増える原因にもなりますから、ヘアカラースプレーを使った日は普段よりも丁寧に髪を洗ってくださいね。
以上、ヘアカラースプレーによって悲惨な体験をしてしまったみなさんのエピソードをご紹介しました。
こんな体験だけは避けておきたいあなた!是非、髪にも頭皮にやさしい白髪染めをお使いになってみては?肌にやさしい白髪染めは、以下の記事でご紹介しています。
こちらの記事も是非参考にしてみてくださいね♪
まとめ
緊急時のお役立ちアイテム、ヘアカラースプレー。ちょっとしたお出かけや急な場面にもすぐに使えて便利ですよね。
しかし使い方を間違えてしまうと、周囲を汚してしまったり、自分が恥かしい思いをしてしまったりすることも。
いざとなったときに助けてくれるアイテムだからこそ、雑に扱わず、性質を知って仲良く付き合っていきましょう♪
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