白髪染めは、年齢を重ねると誰もが抱える面倒な習慣なのではないでしょうか。そんな習慣の中で、失敗したご経験はありますか?このサイトでは、白髪染めで起こりうる失敗から、どうすれば成功させられるのか、検証していきます。

【シララボ】白髪染めで「もう」失敗したくない方のためのサイト

皮膚

白髪染めで皮膚炎はなんで起こるの?治療するにはどうすれば?

投稿日:

白髪染めをしたら、なんだかカユイ、皮膚が赤くなった、また、白髪染めの最中にピリピリした痛みを感じた方は、これって皮膚炎なんだろうかと心配になっていませんか。

こうした白髪染めへの反応は、人それぞれでだいぶ違います。その違いは肌の何にあるのか、白髪染めで皮膚炎はなぜ起こるのかなどにスポットを当ててお話ししていきたいと思います。

湿疹・皮膚炎・かぶれの違い

白髪染めで皮膚炎が起こる理由についてお話しする前に、ちょっと質問です。湿疹・皮膚炎・かぶれ、普段何気なく使っていますよね。これは一体どのように違うのかご存知ですか?

湿疹と皮膚炎は同じこと!?

湿疹と皮膚炎、同義語なんです。使っている漢字が違うだけで、意味はほとんど同じなんですね。もし病院で、皮膚炎と言われたら、「湿疹のこと」と理解すれば大丈夫ですよ。

かぶれも湿疹(皮膚炎)と同じ意味なの??

湿疹はその原因によって「湿疹・接触皮膚炎・アトピーなどの診断名が付いている湿疹」に分けられます。原因が明らかでないものはすべて湿疹なんですが、接触皮膚炎が、いわゆる“かぶれ”です。

接触皮膚炎(かぶれ)は、何か身の回りにある物に触れることで皮膚がトラブルを起こします。起こり方は2通り、原因となる物質の毒性に反応する刺激性接触皮膚炎、そして原因物質がもとでアレルギーが生じるアレルギー性接触皮膚炎です。

刺激性接触皮膚炎

どんな人にも起こる湿疹で、一次性接触皮膚炎とも呼ばれます。

原因になる刺激性のある物質は、例えば植物、金属、灯油、酸・アルカリなどの化学物質が含まれるもの(毛染め料、防虫剤、接着剤など)、洗浄力の強い石鹸・台所用洗剤、衣類(ストッキング・下着など)など様ざまなものがあります。

症状は接触してから時間をおかずに、接触した部分に発赤、ヒリヒリした痛みや痒みが出ます。接触物質の毒性が強ければ強いほど症状もひどくなります。

アレルギー性接触皮膚炎

特定の物質にアレルギーを持っている人に起こります。アレルギー体質の人は抗体を身体の中で作り出しやすいため、初回の刺激では発症しなくても、一度接触した物質に敏感な状態なので、次回わずかに触れただけで発症してしまいます。

原因になるものは、金属類、うるしなどの植物、防腐剤、香料、毛染め剤、そしてゴム製品に至るまで身の回りのものすべてが対象になります。

厄介なのは、いつこのアレルギーが発症するかはその人次第なんですね。

白髪染めの皮膚炎は“かぶれ”なの?

白髪染めをした際に、肌荒れやかぶれを起こすと、その症状の出方は様々です。いずれも上記の接触皮膚炎を起こしている状態です。

なぜ白髪染めでかぶれが起きてしまうのか

なぜ白髪染めでかぶれが起きるのかをさらに詳しく、肌のメカニズムと毛染め剤の成分に分けてみていきましょう。

肌メカニズムの崩れ

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織から構成されているのはもうご存知ですね、この仕組みがどう変わると湿疹ができるのでしょう。

表皮は一番外側なので外側の刺激などから体を守るセンサーの働きと、内側の真皮や皮下組織を守るバリアの働きをしています。真皮部分には汗腺や血管、知覚神経があります。

表皮のバリアとセンサーの働きは、二つの理由で機能が低下してしまいます。

一つめは、紫外線、化学物質、洗剤、化粧品などの刺激を加えられるとバリア部分が壊れやすくなってしまいます。

二つ目は、疲れやストレス睡眠不足などが重なることで、身体の仕組みとしての肌機能低下が起きて、バリアもセンサーも弱くなってしまうのです。

このため、細菌やアレルゲンが侵入しやすくなり、真皮部分で炎症を起こすため、湿疹やかぶれがでます。

アレルギー性接触皮膚炎はどのように起こる

肌バリアを傷つけ侵入してきたモノは、体の免疫機能が見逃しません。免疫機能は連係プレーが得意なので、侵入者は即刻見回り役のマクロファージがチェックし、リンパ球に報告。

リンパ球は身体を守るべく早速「抗体」を作り出します。

抗体は肥満細胞にくっついて体の中を動きますが、ここで侵入者アレルゲンに遭遇するとヒスタミンなどを放出するため、かゆみ、痛み、腫れ、発赤、気管支の収縮といったアレルギー症状として現れます。

白髪染めがなぜ湿疹やかぶれのもとを作る?

白髪染めの染毛料には刺激物質やアレルギーを引き起こしやすい物質がかなり含まれています。例えばジアミン染料、保存料、界面活性剤、酸・アルカリの化学物質(過酸化水素水、アンモニア水、エタノール、シリコン)などですね。

肌バリアが整っている人が使えば特に問題はないのですが、肌バリア機能が低下していると白髪染めの刺激をモロに受けることになってしまい、皮膚炎・かぶれを起こしてしまいます。

治療法

白髪染めで湿疹(皮膚炎)またはかぶれが出てしまった時の対処法と治療法は少ないです。

白髪染めでかぶれてしまったときの対処法

毛染めをしている最中と毛染め後に分けてみていきます。

毛染め中

毛染めをはじめて数分もしないうちに、ヒリヒリ感や痒みなどが現れたら、もうその時点ですぐに染毛剤を洗い流しましょう。これは美容院でも、自宅でセルフ白髪染めでも同じです。

毛染め後

白髪染めが直接接触した部分やシャンプー時のすすぎ液が付いた部分に、痒み、赤味、腫れ、ブツブツが出たら、急いで皮膚科を受診するようにしましょう。特にアレルギー性接触皮膚炎の場合は染毛後6時間後くらいからこの症状が出始め48時間後に最もひどくなりますから注意が必要です。

自分で治療することはできないの?

毛染めによるかぶれは、症状が軽ければ市販のステロイド外用剤を塗ると改善しますし、塗らなくても痒みや赤味などは1週間ほどでおさまります。

ただ≪1週間もすれば治まるから≫と繰り返し白髪染めを続けるのはやめましょう。ある日突然白髪染めの最中や染めた後に、全身じんましんや呼吸困難などの急なアレルギー反応が出てしまうこともあります。

この危険を避けるためにも、皮膚炎の症状が出たときは、症状の程度を自己判断、自宅にあるかゆみ止めなどで対処、この2つはとても危険ですのでやってはいけません。

やはり早めに皮膚科を受診しておくようにしましょう。

白髪染めで皮膚炎(湿疹)、かぶれを起こさない予防法

皮膚炎やかぶれを起こしてしまったら、毎日が憂鬱になってしまいます。そうしないために、3つの簡単な予防法をご紹介します。

その1:面倒くさい、それでもしっかりパッチテスト

ずっと同じ白髪染めを使っていても、肌バリア機能がどんな理由で低下しているかわかりません。面倒くさくても、パッチテストは必ずしましょう。たとえ反応しても、10円玉くらいの小さな範囲で済みます。

その2:体調が悪い時の白髪染めはNG

女性なら生理前後はホルモンバランスが崩れ肌トラブルも出がちです。女性も男性も、睡眠不足が続いた、徹夜明け、風邪気味、花粉症が出始めた季節の変わり目などは肌バリア機能も落ちています。数日ずらして白髪染めをしましょう。

その3:皮膚炎やかぶれの原因物質の入っていない白髪染めを使う

一度で完全に染まらない難点はあっても、皮膚炎やかぶれを心配しなくていいヘアカラートリートメントやヘアカラーシャンプーに切り替えてみてもいいでしょう。

まとめ

湿疹・皮膚炎・かぶれの違いや、肌のメカニズムとかぶれが起こる関係が理解できたでしょうか。医療の現場では、この皮膚炎やかぶれはまだまだ解明されていないことがたくさんあります。

すべての治療にステロイド系のお薬、抗ヒスタミン剤が使われますが、予防することも、良い治療のひとつです。体のコンディションと相談しながら白髪染めを使う、また皮膚にやさしい白髪染めを使うなどの予防策を取り入れて、皮膚炎やかぶれを起こさずに白髪染めを楽しみましょう!

もうかぶれたくない!

肌に優しい白髪染めをお探しの方へ


白髪染めでかぶれてしまった経験があったり、もともと肌が弱い人におすすめの白髪染めをランキングでご紹介しています。

皮膚がめくれるようなひどい肌荒れ、顔にまで沁みてくる薬剤。そんな劇物は、ここにはありません。

低刺激の染料を使用し、肌への負担が軽くなる工夫がしっかりされている白髪染めは、こちらからどうぞ。

btn-low

-皮膚

Copyright© 【シララボ】白髪染めで「もう」失敗したくない方のためのサイト , 2017 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.