加齢(老化)が原因で生える白髪は今から予防しておこう!

 アラサーと呼ばれる年頃になると、だんだんと「老化」が気になり始めてきませんか。

老化現象のひとつ、白髪。すでにポツリポツリと生えてきて、頭を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「年をとったから仕方ない」と、現実を受け止めるしかないですが、このまま年齢を重ねる度に白髪が増えていくなんて耐えられませんよね。

そもそもなぜ白髪は、加齢(老化)によって生えてくるのでしょう。

今日は白髪が加齢で生えてしまう原因と対策についてお話したいと思います。

髪の毛をつくる細胞たちの人生

人間の体は約60兆個の細胞でできています。髪の毛も、もちろん細胞からつくられているのですが、一体どんな仕組みでつくられているのでしょうか。

髪の毛工場 新入社員

私たちの体内には、髪の毛をつくるための工場があります。工場で働く新入りの細胞を【幹細胞】といいます。

幹細胞は以下の2種類。

  • 毛包幹細胞(髪の毛を成長させる担当)
  • 色素幹細胞(髪の毛に色をつける担当)

これらが協力し合って、立派な黒髪をつくりあげてくれるんですよ。

研修期間が終わったら昇任試験

2つの幹細胞は【バルジ領域】という研修室で髪の毛をつくるための勉強をします。

この時点では、まだ幹細胞は髪の毛をつくることを許されていません。

この【バルジ領域】で幹細胞たちは成長し、分化という進化をします。

  • 毛包幹細胞→毛母細胞
  • 色素幹細胞→色素細胞

分化した細胞たちは、【バルジ領域】から【毛球部】へと異動になります。

分化をするためには試験が必要

かわいそうな話ですが、すべての幹細胞が分化できるわけではありません。

幹細胞たちは、教育係のATM遺伝子に品質をチェックしてもらい、合格した場合だけ、分化することができるんです。

不合格の細胞は、新入りとして自分のコピーをつくり、またしばらくの間、合格を目指して勉強に励まなければいけません。

いよいよ黒髪づくりデビュー

毛球部へ異動した細胞たちは、それぞれ役割を分担し、黒髪をつくっていきます。

毛母細胞は髪の毛をつくり、色素細胞は【メラニン色素】という色のもとをつくります。

色素が毛母細胞に渡されて、やっと黒髪の出来上がり!私たちの髪の毛はこのような仕組みでつくられているんですよ。

やがて細胞も定年退職を迎える

せっせと髪の毛をつくっている細胞たちもだんだんと衰えていき、定年を迎えます。

そして役目を終えて毛球部からいなくなると、試験を合格した細胞たちが再びバルジ領域からやってくるのです。

環境で白髪は大きく左右される

10代~20代の頃は、体内の細胞たちもフル稼働状態。

なぜかというと、細胞が活発に働くことができる環境が整っているからです。

【細胞たちが働ける良い環境】

  • 若くて元気な細胞がたくさんいる
  • スポンサーである成長ホルモンがついている
  • 色素をつくるための材料が豊富
  • ライバルの活性酸素が少ない状態

言い方を変えれば、この環境が悪くなることが原因で、白髪が生えてしまうのです。

年をとると環境も悪くなる

私たちが年をとると体力が落ちていくのと一緒で、体内の細胞もだんだんと働く力が弱くなっていきます。

50代を迎えた頃には、バルジ領域の中の細胞でさえ、ほとんど元気がない状態です。

支援者がいてこそ、細胞たちは頑張れる

細胞たちが元気よく働ける理由として、応援してくれるスポンサー【成長ホルモン】の影響が大きく関係しています。

成長ホルモンのサポートがあるかないかで、細胞の働き具合はうんと変わってくるんですよ。

成長ホルモンって?

成長ホルモンは私たちの成長に関わる大事なホルモン。身長が伸びるのも、このホルモンのおかげってご存知でしたか。

体内の細胞を活性化させる役目を果たしていますが、悲しいことに、加齢とともに分泌量が減ってしまうんです。

在庫切れで色素がつくれない

加齢で減少するのは成長ホルモンだけではありません。なんと、色素の原料であるチロシンも減っていくんですね。

いくら細胞が元気でも、材料がなければ色素をつくることはできません。

髪の毛工場を荒らす活性酸素

私たちが呼吸をすると、体の中に酸素が取り込まれますよね。体内に入っていった酸素は酸化して、活性酸素を作り出します。

活性酸素は、私たちの体内に侵入してきた細菌を排除してくれる役割を果たしてくれているんですよ。

しかし、この活性酸素たちは、数が増えると仕事がなくなって、髪の毛工場を荒らしにやってきます。

過酸化水素の増えすぎにはご用心

体を守ってくれる活性酸素ですが、その中の1つである【過酸化水素】は、増えすぎてしまうとメラニン色素を破壊してしまう厄介者。

しかも、加齢とともに成長ホルモンやチロシンが減っていく中、寿命の長い過酸化水素は、どんどん体内にたまっていくんです。

細胞が働きやすい環境をつくってあげよう

残念なことに、加齢による細胞の衰えはどうにもできないんです。

しかし、細胞が衰えていくまでの間、細胞たちに良い環境をつくってあげるサポートはできます。

環境づくり① 成長ホルモンの分泌を高める

前述の通り、成長ホルモンは加齢とともに減少していきます。

この減少を食い止めるためにも、ぜひ行ってほしいのが、睡眠時間をたっぷりとるということ。

成長ホルモンは私たちが眠っているときに、ピークで体内に分泌されるんですよ。

睡眠と白髪の関係は、以下の記事にも記載しています。

成長ホルモンをたくさん分泌させるコツ

成長ホルモンが最も分泌される時間は、一般的に22時~2時の間といわれています。

ただ、夜勤のお仕事をされている方は特にですが、そんな時間に眠れない人だっていますよね。

大丈夫です、成長ホルモンは必ずしも22時~2時の間に分泌されるわけではありません。

成長ホルモンは、実は眠ってから30分後が一番分泌されているんですよ。

7時間の睡眠が一番好ましいですが、最低でも3時間~4時間睡眠をとるようにしましょう。

環境づくり② 材料をたくさん提供する

加齢とともに減っていく成長ホルモンは、ホルモン注射でもしない限り増えることはありません。

しかし、同じく加齢によって減少していくチロシンは、簡単に増やすことができますよ。

食べ物でチロシンを増やす

チロシンは、乳製品と大豆に多く含まれています。

ちなみに、納豆を放置しているとだんだんと白い粒が見えてくるのですが、その正体はチロシンなんですって。

そんなチロシンは、摂取して2時間後に血中濃度がピークになります。

成長ホルモンの分泌に合わせて寝る2時間前に食べると、白髪予防の効果アップが期待できそうですね。

食べ物と白髪の関係は、以下の記事にも記載しています。

環境づくり③ 活性酸素を増やしすぎない

活性酸素は呼吸もですが、他にも様々な条件で発生します。代表的な行動は以下のものです。

行動

活性酸素が発生する理由

ストレスを抱える

ストレスを緩和するホルモンが作られると同時につくられる

紫外線を浴びる

紫外線から身体を守るため

激しい運動をする

呼吸が増え、活性酸素に変換される酸素が増える

たばこを吸う

タールなどの有害物質から身体を守るため

これらを避けることによって、活性酸素を減らすことができますよ。

活性酸素を発生させるストレスと白髪の関係は、以下の記事にも記載しています。

まとめ

老化は決して避けては通れない道ですが、遅らせることはできます。

頭皮マッサージでケアしたり、サプリなどで栄養を補ったりすることももちろん大事ですが、今白髪の原因となっていることをやめるというのも白髪の予防につながっていきますよ。

今ある白髪がこれ以上増えないためにも、体をいたわり、細胞の手助けをしてあげることが必要ですね。


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