白髪染めは髪質によって染まり具合が大きく変化します。
つまり、染まりやすい髪の人と染まりにくい髪の人がいるんです。
そして不幸にも染まりにくい髪の人の特徴の一つが「太い髪」です。
太い髪は硬くて白髪染めの染料が入りにくく、また単純に表面積が多いので他の人よりも染まりが悪く見えてしまいます。
しかし、そんな太い髪の人でもちょっとした工夫を加えるだけで、白髪染めの染まりを良くすることが出来るんです。
では、これからその方法をわかりやすくご紹介していきます。
目次
太い髪の人でもうまく染められるコツ

太い髪の人でも白髪染めの染まりを良くするコツは大きく分けて5つあります。
どれも簡単に実行できる方法なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
1トーン明るい色で染める
太い髪の人は、思ったより暗く染まってしまった…という経験はありませんか?
これは太い髪の人のほうが細い髪の人よりも地毛の色が前面に強く出るため、染め上がりが暗く見えるころが原因です。
この問題を解決するのは至って簡単で、想定している色よりも1トーン明るい色で染めてみてください。
これだけで染め上がりがあなたの理想の髪色に近づきますよ。
乾いた髪に染める
白髪染めは乾いた髪にも濡れた髪にも使えます。
しかし、濡れた髪に使うと髪についた余計な水分で染料が薄まって染まりが悪くなるんです。
ですから染まりが悪い太い髪の人は、色が入りやすい乾いた髪で染めるといいでしょう。
染料はケチらずたっぷり使う
髪が太い人は染める面積が広い分、他の人よりも多くの染料が必要です。
このことを考えずに仕様書に書いてある通りの分量で染めると、当然染まりは悪くなります。
ですから髪の太い人は白髪染めを使う際に、ケチらずたっぷり髪に塗るようにしましょう。
放置時間は通常よりも長くとる
髪が太い人に限らず、白髪染めの染まりを良くするのに一番効果的で楽な方法が放置時間を長くすることです。
時間をかければかけるほど髪に付いた染料はより髪の内部に浸透するので、染まりは深くなります。
ただあまり長すぎても髪や頭皮に負担がかかってくるので、30分くらいでまずはお試しください。
塗る順番に注意する
白髪染めを髪に塗る際、どこから順番に塗っていくかは結構重要になってきます。
ほとんどの人は順番を気にせずに髪全体に満遍なく塗ることだけを意識していることでしょう。
しかし、大事なのは特に染めたい白髪部分や、染まりにくい場所から塗っていくことです。
このような場所から塗っていくことで必然的に放置時間が少しだけ長くなるので、周りよりも染まりが良くなります。
ちなみに後頭部は頭の中でも温度が低く染まりにくい場所なので、後頭部から塗るのもテクニックの一つです。
太い髪にはヘアカラートリートメントの白髪染めがおすすめ

髪の太い人が染まりを良くするコツをお伝えしてきましたが、白髪染めの種類によっても染まりやすさは変わってきます。
そこで白髪染めの種類の中でも髪の太い人に特におすすめなのがヘアカラートリートメントの白髪染めです。
おすすめの理由は主に以下の3つになります。
長めに放置しても髪を傷めない
先ほど、染まりを良くするために放置時間を長くするとお伝えしましたが、これはあくまで低刺激で髪や頭皮を傷めない白髪染めを使用する場合に限ります。
例えば脱色を行って髪や頭皮にダメージを与える可能性のあるヘアカラータイプの白髪染めの長時間放置は、かぶれや炎症のリスクが高まるので絶対にやめたほうがいいです。
一方、ヘアカラートリートメントは毎日使っても安全なように刺激の少ない成分のみで作られているため、長時間放置して染まりを深くする使い方が出来ます。
クリーム状で色ムラが出来にくい
髪が太い人は髪の表面積が多いので、全面に染料が付きにくいです。
そのため液状のヘアカラーのような白髪染めだと液だれして髪に染料が止まらずに、太い髪は特に色ムラの原因となります。
その点、ヘアカラートリートメントはテクスチャが硬いクリーム状なので、ずっと髪に密着して太い髪でも全面に染料が付くんです。
傷んだ髪のダメージケアをしてくれる
ヘアカラートリートメントは白髪を染める効果だけでなく、傷んだ髪のダメージケア効果も持っているんです。
これまで太い髪は染まりにくいとお伝えしてきましたが、実は傷んだ髪も染まりにくい髪質と言えます。
なぜなら傷んだ髪は本来閉じているはずの髪のキューティクルが開いて、ボサボサな状態になっているんです。
こうなると染料が均一に髪に入らないので染まり具合が悪くなってしまいます。
この状態の髪をヘアカラートリートメントの様々な美髪効果によって、元の綺麗な髪に戻してくれるので染まりも良くなるんです。
太い髪の人におすすめの白髪染め紹介

最後に太い髪で白髪が染まりにくいとお悩みの方におすすめの白髪染めをご紹介します。
第1位 利尻ヘアカラートリートメント
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主な成分 |
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類 |
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カラーバリエーション |
ライトブラウン |
ナチュルブラウン |
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ダークブラウン |
ブラック |
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内容量 |
200g |
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価格 |
初回限定2,000円 通常3,000円 送料540円(2本セットで無料) |
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利尻は今一番売れているヘアカラートリートメントの白髪染めで、安全な成分で作られていて太い髪の人でもしっかり染まるくらいの染色力を持っています。
ちなみに私が使ったところ、20分~30分放置で生え際まで色ムラなく白髪が染まってくれました。
また利尻ではトリートメントにガゴメ昆布エキス「フコイダン」という昆布から取れる非常に高い保水効果を持った成分が配合されています。
そしてフコイダンが配合されていることで使えば使うほど髪が潤っていき、艶があり指通りのいいサラサラな髪に仕上げてくれるんです。
このように利尻は染まりやすく、髪への美髪効果も持っているとても優秀な白髪染めで一番売れているのも納得できます。

第2位 ルプルプ(LPLP) ヘアカラートリートメント
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主な成分 |
塩基性染料 HC染料 天然染料(ベニバナ、クチナシ、アイ葉 ガゴメ昆布エキス |
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カラーバリエーション |
ブラウン |
ダークブラウン |
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モカブラウン |
ソフトブラック |
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内容量 |
200g |
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価格 |
初回限定39%オフ1,833円 通常3,000円 2本定期便1,500円 送料無料 |
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次に太い髪の人におすすめの白髪染めがルプルプです。
ルプルプも利尻同様にとても人気のある白髪染めで、ノンジアミン、無添加物で安全な作りとなっています。
商品の特徴は貝や頭皮に優しい植物性原料を多く使っている点です。
例えば染料には染まりを良くする天然染料「ベニバナ」「クチナシ」「アイ葉」を使っており、太い髪でも内部まで染料がしっかり浸透します。
またトリートメントにはガゴメ昆布エキス「フコイダン」を配合し、ダメージを負った髪をケアして潤いのある艶髪に仕上げてくれるんです。
このようにルプルプも髪に優しくしっかり染めてくれるので、太い髪の人におすすめとなります。

第3位 POLAグローイングショット ヘアカラートリートメント
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主な成分 |
塩基性染料、HC染料、セラミド、アミノ酸、トチャカエキス |
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カラーバリエーション |
ブラウン |
ブラック |
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内容量 |
200g |
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価格 |
通常2,900円 送料無料 |
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最後に紹介するのが、化粧品メーカー「ポーラ」で販売されているヘアカラートリートメントの白髪染めになります。
ポーラがなぜ太い髪の人におすすめなのかというと、染まりを良くするための様々な工夫がされているからです。
染料が髪の内部に浸透しやすくなるピグメント処方で作られており、トリートメントには傷んだ髪を補修する成分「セラミド」や頭皮環境を整える「コラーゲンセブン」が配合されています。
これによって太い髪でも短時間でしっかり白髪を染めることが可能となっているんです。

まとめ
太い髪は傷みにくい、ボリュームが出るなど嬉しいメリットがある反面、白髪染めでは染まりにくいというデメリットがあります。
そこでそのお悩みを解決すべく、自宅で簡単に出来る染まりを良くする方法をご紹介しました。
これで今までなかなか白髪が染まらずに悩んでいた太い髪の人も、他の人と同じようにしっかり白髪を染めることが出来、なおかつ太い髪を生かしたふわりとした美しい髪に仕上がることでしょう。
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