白髪染め界ではまだみなさんにあまり馴染みのないヘナ。
しかし、ここ最近はスーパーやドラッグストアでもちょこちょこ見かけるようになりました。
その中でも、特に見かける機会が多い商品がテンスターの『ファインヘナ』という商品です。
一体どんなものなのか調べていると、何とテンスターの白髪染めはヘナ以外にも、“ヘナ入り”のヘアカラートリートメントが販売されていることが発覚しました!
え、でも天然100%のヘナと、ヘナ入りのヘアカラートリートメント、何が違ってどっちを選べばいいの?

そんな疑問から今回はテンスターの『ファインヘナ』と『ヘナ入りカラートリートメント』、どちらが良質な白髪染めなのか比較してみました!
最後には、白髪染めは結局何を選べばいいのかの結論を出していますので、最後までお付き合いください。
テンスターファインヘナとカラートリートメント、使いやすい白髪染めはどちら?

さて、早速ですがお互いの基本情報を見ていきましょう。
テンスターファインヘナの基本情報

では先攻、『テンスターファインヘナ』について基本情報を見ていきましょう。
ファインヘナの基本情報
【商品名】
テンスターファインヘナ
【内容量/価格】
40g×2袋/1,100円(税込)
【カラーバリエーション】
全4色
この他にもお徳用のファインヘナが販売されています。
1袋の内容量は変わらず40gで、それが6袋入って2,500円(税抜)となっております。
ロングヘアの方はお徳用を購入した方が良さそうですね。
テンスターファインヘナの使い方
そこまで難しくはなさそうですね。
ただ、放置時間が長いのが少し気になります。
テンスターカラートリートメントの基本情報

次に『テンスターヘアカラートリートメント』の基本情報を見ていきましょう。
テンスターカラートリートメントの基本情報
【商品名】
テンスターカラートリートメントⅢ
【内容量/価格】
250g/1,980円(税込)
【カラーバリエーション】
全5色
価格はファインヘナよりも少しお高めですが、他社製品のヘアカラートリートメントと比べてみると、平均的な金額に収まっています。

また、商品名を見てみると、この製品は前の製品をリニューアルした3代目のものだということが分かりますね。
テンスターヘアカラートリートメント使い方
放置時間も短く、やり方もとても簡単です。

使い方のラクチン度は、ヘアカラートリートメントの勝ちといえるのではないでしょうか。
髪や頭皮へのやさしいのはどっち?テンスター成分比較

では次にテンスターの『ファインヘナ』と、『ヘアカラートリートメント』の成分を詳しく見ていきましょう。

どちらともヘアカラーに含まれるジアミン系染料や防腐剤のパラベン・香料などを使用していませんが、果たしてどんな成分を使っているのでしょうか。
テンスターファインヘナの内容成分を解析
以下、ファインヘナに含まれている成分です。
【ファインヘナの成分】
・ヘンナ
・ハイビスカス花
・ナンバンアイ葉
・アムラ
・シカカイ
余計なものを一切使わず、天然の成分のみを使用していることがわかります。
ハイビスカス花やナンバンアイ葉は、ヘナに含まれるオレンジ色の色素を調整するために含まれているのでしょうね。

また、色の調整以外に、髪や頭皮に潤いを与えるアムラやシカカイが使われているところもGOOD。
テンスターカラートリートメントの内容成分を解析
以下、ヘアカラートリートメントの内容成分です。
【テンスターカラートリートメントの成分】
水、ミリスチルアルコール、PG、ジメチルステアラミン、ベヘニルアルコール、ヘンナ葉エキス、加水分解ケラチン(羊)、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、(加水分解シルク/PGプロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、ポリクオタニウム-73、シア脂、加水分解コンキオリン、オウゴンエキス、アルテア根エキス、カンゾウ根エキス、アジピン酸ジイソブチル、ミリスチン酸、ヘキシルデカノール、ココイルアルギニンエチルPCA、乳酸、BG、フェノキシエタノール、(+/-)HC青2、HC黄4、HC赤3、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、塩基性赤76、塩基性茶16、塩基性青99、塩基性黄57
ファインヘナに比べてかなり内容成分が多いですね。
冒頭でもお話したように、こちらのヘアカラートリートメントはヘナ(ヘンナ葉エキス)が含まれています。
どうやらトリートメント成分として含まれているようですね。
他にも、髪や頭皮を保湿するための加水分解ケラチン、育毛成分のオウゴンエキス、アンチエイジング効果の高いアルテカ根エキスなど、髪や頭皮にやさしい成分がたっぷり。
一方で、刺激が強い油性物質ヘキシルデカノールや、使うのが少し心配な染料4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノールも使われています。

いくら髪や頭皮にやさしいと言われているヘアカラートリートメントも、やはり内容成分はヘナには勝てないようですね。
テンスターファインヘナとカラートリートメントはどっちがいい?

使いやすくて時間のかからないヘアカラートリートメントと、内容成分が安心安全なファインヘナ。
みなさんはどちらを使いたいと思いましたか?
まだどちらがいいか選びきれないですか?
そんな人のために他の分野も比較してまとめてみました。
ファインヘナ | ヘアカラートリートメント | |
---|---|---|
使いやすさ | × | 〇 |
時間 | × | 〇 |
内容成分 | 〇 | × |
金額 | × | 〇 |
染まり具合・色持ち | △ | △ |
使いやすさ、時間、内容成分以外の項目について見ていきましょう。
値段は高くても、テンスターヘアカラートリートメントの方がお得
コストパフォーマンスは、ヘアカラートリートメントが僅差で勝利しました。
と言うのも、ファインヘナはロングヘアの場合、約1回しか染めることができないからです。
髪の長さにもよりますが、肩より長い髪の長さだと少なくても80g~100gはヘナが必要になります。
一方で、ヘアカラートリートメントは同じぐらいの髪の長さでも1回30g~50g。
計算してみると1本で少なくても5回は使えるということになります。
結果、ロングヘアの場合、
【コスパ】
ファインヘナ・・・1回1,100円
ヘアカラートリートメント・・・396円

ということで、お得なのはヘアカラートリートメントであることがわかりました。
染まり具合・色持ちは引き分け
最後にファインヘナ、ヘアカラートリートメントの染まり具合・色持ちに関しての口コミを見てみましょう。
|
良い意見 |
悪い・どちらでもない意見 |
---|---|---|
ファインヘナ |
|
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ヘアカラートリートメント |
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|
ファインヘナ、ヘアカラートリートメントともに、何回か使っていくうちに徐々に白髪が染まっていったようです。
そのため、最初のうちは染まり具合・色持ちに不満があった方もいたようですね。

こちらの勝負に関してはどちらも同じぐらい良い意見、悪い意見があったため、引き分けにさせて頂きました。
テンスター以外でおすすめの頭皮に優しい白髪染めは?
さて、ここまではテンスターの『ファインヘナ』と『ヘアカラートリートメント』について紹介してきましたが、それぞれの商品に「一長一短」があることが分かりました。

それでは、ここからは当ラボが考える本当に良い白髪染めをご紹介したいと思います。
白髪染めにおいて、良品かどうかを見極めるコツは以下であると当ラボは考えています。

こちら3つの条件を満たした白髪染め製品はコレです!
利尻ヘアカラートリートメント

利尻ヘアカラートリートメント基本情報
【主な成分】
塩基性染料、HC染料、天然染料(シコン、クチナシ、ウコン、アナトー)、トリプルPPT成分、ヒアルロン酸、デンプンポリマー、利尻昆布エキス、アルニカ、ローズマリー、セイヨウキズタなど28種類
【カラーバリエーション】
ブラック、ダークブラック、ナチュラルブラウン、ライトブラウン
【放置時間】
10分
【内容量】
200g
【価格】
初回限定2,200円(税込)
通常価格3,300円(税込)
送料550円(2本セットで無料)
利尻ヘアカラートリートメントの特徴を見ていきましょう。
①塩基性染料・HC染料・天然由来成分で染まりを深く、美しく。
②保水力にすぐれた利尻昆布エキス配合。
③28種類の植物由来の潤い成分を贅沢配合。
④ジアミン系色素やタール系色素など7つの刺激成分が無添加。
⑤無香料でツンとしたニオイ無。
日本一売れている白髪染め『利尻ヘアカラートリートメント』です。
テレビCMや折り込み広告でもお馴染みかと思います。
シリーズ累計2,800万本以上販売の、ロングセラー商品です。
頭皮と髪に負担をかけない、塩基性染料(イオンカラー)とHC染料(ナノ分子カラー)に加え、天然由来の植物染料を使用しています。
また、商品名にもなっている、天然利尻昆布エキスに含まれるフコイダンは、保水力の高い成分です。
天然由来の植物成分も加わって、頭皮と髪を潤します。

頭皮に優しい白髪染めとしては過不足なく、発色も良いので、言うことなしの白髪染めです。
利尻昆布エキスは髪のキューティクルの補修作用もありますから、色の流出が最低限に抑えることができるのです。
女性だけでなく男性にもおすすめできる1本となっております。
利尻ヘアカラートリートメントの口コミ

ふつうの白髪染めは刺激が強く、一度かぶれて、生え際からフケがポロポロと落ちてくるという状態になり、頭皮に優しい白髪染めを探していました。
母親からすすめられたのが、利尻のヘアカラートリートメントです。シャンプー後にタオルドライして塗っていますが、1回目から白髪がちゃんと隠れてくれて、すぐに目立たなくなりました。
頭皮がヒリヒリとか痒くなることもなくて、すごいなって思いました。

自宅で手軽にできる白髪染めで、口コミ評価が高い利尻を選びました。昆布っていかにも体によさそうですよね。
シャンプー後にトリートメントするだけで白髪が染まってくれて、手軽で本当に嬉しいです。
期待以上のトリートメント効果で、髪はサラサラになりました。今のところ、利尻のトリートメントが触れた手や頭皮がかゆくなったことはなくて、優しい白髪染めだと思います。

若いころから、カラーリングを繰り返していました。白髪と抜け毛がひどくなってきて、スカスカな髪の状態でした。今まで使っていたカラー剤を使うのは危険だと思い始めて、利尻ヘアカラートリートメントに切り替えてみました。
シャンプーした後に塗ってみたものの、効果はイマイチでしたが、2回目は乾いた髪に使って見たら、一発でそまって驚きました。薄毛も気になってきましたので、こちらを続けたいと思います。
利尻ヘアカラートリートメントは、頭皮に優しいことはもちろんですが、使い続けるのに苦もなく髪質も良くなってくれるということで、リピート率が高い白髪染めでした。

なお公式販売サイトから申し込めば、初回は1,100円オフ価格で購入できます。
テンスターファインヘナとカラートリートメント比較まとめ
このページのまとめ
・テンスターが販売している「ヘナ」商品は、安全性を一番に考えた良品であることが分かります。
・『ファインヘナ』と『テンスターカラートリートメント』はどちらも良い商品ですが、放置時間が長い、成分の点で少し気になるところがあるのも事実です。
・当ラボがおすすめする白髪染めとして『利尻ヘアカラートリートメント』はいかがでしょうか。染まり具合もまずまず満足できますし、それ以上に美髪成分をたっぷり配合。白髪染めと美髪を手に入れられます。
最近見かける機会が少しずつ増えてきたヘナ。
特に私はテンスターのヘナをよく見かけます。
そんなテンスターの製品、100%天然成分の【ファインヘナ】と、ヘナを含んだ【カラートリートメント】を今回は比較してみました。

最終的に、どちらが良い商品というわけでもなく、どちらも良い商品という事になりましたが、放置時間が長かったり、少し成分の点で気になるところもありました。
そこで、当ラボが自信を持ってご紹介できる『利尻ヘアカラートリートメント』はいかがでしょうか?
白髪を上手く「かくし」ながら、美髪成分もたっぷり配合されているので、白髪の染まりを実感しながら、美髪を手に入れられます。
ヘナ製品の購入を検討されている中の選択肢に、『利尻ヘアカラートリートメント』を入れてみてはいかがでしょうか。
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